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体型補整用小物

体型に合わせて立体的に仕立てる洋服とは違い、着物は直線裁ち。
本来、出っ張りやくぼみのあるのが人間の体型。なので着物を美しく着付けるために、
身体の凹凸をなくして、できるだけ『ずん胴』に近づけることがきれいに着こなすコツです。

着物の着付けで、補整に使う小物は
(1)和装コルセット、(2)和装用ブラジャー、(3)前肩パット、(4)腰パット、腰ぶとん、
(5)腰巻き《胴帯》、(6)わきパット《腰骨当て》。

(1)の和装コルセットというのは腹部の出っ張りや腰を引き締めるために使います。
(2)の和装用ブラジャーというのはバストを誇張させないために押さえる意味でのブラジャー。
洋装のブラジャー《今は胸を大きく見せるものが多いです》とは、まったく逆の発想。
とはいえ、普通の体型の方なら、つけなくてもいいと思います。
多少なら自然なふくらみがあるほうが女性らしいともいえますしね。
(3)の前肩パットとはやせて前肩が骨ばっている人や、肉付きが少ない人の場合に。
えり付けにしわが出ては着付けが美しくありません。それを補整するものになります。
(4)の腰パット、腰ぶとんというのは、腰パットは、ヒップが上がっている方
(洋装なら逆にかっこいいヒップの形なんですけどね!)、腰上部に厚みの足りない方に使います。
腰ぶとんは、ヒップが出っ張っている人、または下がった人に使い、帯下の貧弱さや帯のたれの跳ね上がりを押さえます。
(5)の腰巻き《胴帯》はウエストが細い人に使います。
(6)わきパット《腰骨当て》というのは、腰骨が出っ張っていて帯端が当たって痛いという人や、
腰にふくらみのない人に使います。

このように洋装向きのコルセットや、矯正下着とは違った意味合いで使用するんですね!

子どもの入学式・卒業式

子どもの入学式や卒業式の母親の着物というの最近ではあまり見かけませんね。
着物離れしている証拠でしょうか・・・。最近はおしゃれなスーツが多いですよね。

でも私が小学校の入学式の時に母親が着物を着ていてすごく嬉しかった記憶があります。
子どもの入学式というのは、子ども自体の準備を整えるのが精一杯で、
自身のきものの着付けまではとても手が回らないといったところでしょうか・・・。

また、下の子どもがまだ小さいという場合には、なおさら大変ですしね。
でも、入学式や卒業式というのは、子どもの晴れの日であるとともに、
それまで子どもを見守ってこられた両親にとっても晴れがましい大切な日。
なのでぜひ、お母さんも着物に装われてみてはどうでしょう。思い出にも残ると思いますよ!

入学式のお母さんの着物の着付け、入学式というのは小学校の場合なら、つつましい服装が好ましいです。
あまり、個性を強調する粋な感じやコーディネートは、好ましくないと言えます。

母親らしい格調と落ち着きをあらわすものがいいと思われます。
若いお母さんなら、色絵羽がいいのではないかと思います。できれば、一つ縫い紋をつけたものがいいですね。
また、子どもが中学校という場合。一つまたは三つ紋の黒紋付、または一つ紋の縫い紋をつけた黒絵羽織でも。
着物は、幼稚園や小学校に上がられる幼少の子どもさんのお母さんなら、無地の着物、友禅小紋、など。
中学生以上の子どものお母さんなら、江戸小紋などもいいと思います。

帯は、織りの名古屋帯にします。帯つきで羽織なしならば袋帯にします。

こんな感じで着物とひとことで言ってもシーンに合わせていろいろな着かたというものがあるんです。
ぜひ入学式、卒業式の際には着物を着てみてくださいね!